ニュージーランド

残念ながら日本は昨年行われたU-19アジア選手権で敗退し4大会連続でU-20W杯を逃してしまったが、今年ニュージーランドで開催される本大会のマスコットがこちらの羊だ。

名前は欧米社会で一般的なウィリアム(William)に、羊の毛を意味するウール(Wool)を足してウーリアム(Wooliam) 。

ニュージーランドといえばジョークとしてもたびたび使用されるが、人口の約7-8倍近く羊が生息している。日本で消費される羊肉も大半がここニュージランドから輸入されており、同国の名前を聞いて世界中の誰もが連想する羊がマスコットになったというわけだ。

一般的には白のイメージが強い羊であるが、ラグビー代表の“オールブラックス"が広く知られているだけにその影響もあるのかもしれない。

ケルン

初代ブンデスリーガ王者で現在、大迫勇也、長澤和輝が所属するドイツ1部1.FCケルンのマスコットがこちらだ。

ホームゲームで応援する光景がブンデスファンにはお馴染みになっているクラブのアイドル、ヘネスくん8世だ。

初代は1950年にサーカスからクラブに寄贈され、ケルンが生んだドイツ、欧州を代表する名監督であの奥寺康彦氏を発掘したことでも知られるヘネス・ヴァイスヴァイラーの名前が与えられることとなった。それが非常に話題となり、クラブの公式マスコットとして定着。着ぐるみではなく正真正銘、本物のヤギである。

え、羊じゃないじゃないかって?ヤギを漢字で書くと山羊、山(やま)の羊(ひつじ)ということで、(ネタも少ないので...)ノミネートさせていただきました(笑)

【次ページ】マスコット以外の、サッカーと羊