Qolyでは今回、それぞれ違うチームを応援している4人のフットボールファンの方々をゲストに迎え、中間戦を迎えつつあるプレミアリーグに関する討論企画の様子をお届けします。

司会進行は 結城康平(@yuukikouhei)。参加者は タカク(@tkq12)さん db7(@db7seven)さん Sakeshiy(@szakekovci)さん広澤利規(@toshikihirosawa)さん

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【スウォンジー:スタイル変更の効果は上々か。対策が進む後半、どのように対処するか】

8位 スウォンジー (昨シーズン 12位)
Point: 25
得点: 22 (8位)
失点: 19 (5位)
得失点差: +3

結城「では、次ですね。スタイル変更に成功しているのか、失敗しているのか、現時点では良くわからないところのあるスウォンジー」

Sakeshiy「ちゃんとしてる。狙いはわかるし、合った選手もいるし」

タカク「スウォンジー、悪くないよね」

結城「ただ、ここ数試合対策組まれ始めてちょっと不味いかな、という感じはあります。出来ればですけど、もう1つくらいパターンが欲しい」

タカク「ボランチは誰が出てるの?」

Sakeshiy「シェルビーが基本でしたね」

タカク「カミカゼボランチだよね、これ」

結城「基本的にはシェルビーと、キ・ソンヨンのカミカゼボランチですね。ここに、スワンズでは長いことプレーしているテクニック担当、ブリットンも加わる感じで」

タカク「前線に ボニーがいるのは強い」

Sakeshiy 「意外と、マーク外すのうまいしね」

結城「このクラスより上が、そこまで具体的に興味を持つ選手ではない気もしますけど、このレベルのチームでは別格な感じがしますね。ボニーを壁にして、ミドルを撃ちこむ形も強力。キック精度の高いシグルドソンに、結構チャンスを与えている印象です」

広澤「ただ、アフリカネーションズが」

Sakeshiy「そうだー、ネイションズがあるんだ...」

結城「ボニーが抜けることを危惧しての補強なんでしょうけど、ネルソン・オリベイラが来ましたね。レンタルで。パウレタ以降、計算出来るセンターフォワードがいないポルトガル代表の期待の星です」

Sakeshiy「点取らなさそうだな、こいつ」

広澤「写真見た感じ、点取れなそう」

結城「お二人の人相占いは、頼りになりそうなんだよなあ...」

結城「スワンズは守備がカミカゼボランチの割には、しっかりと出来ているんですよね。スタッツ上は。CBのアシュリー・ウィリアムズも相変わらず、シュートブロックをしまくっている」

Sakeshiy「密集させてるから、ロストしても回収早いからね」

タカク「モンテーロ、ゴール決めてないんだね」

結城「彼は縦にひたすら突っ込んでいって、クロスを上げていく機械ですからね。カットインとか、そもそも選択肢に無さそう。あっても、結構優先順位低いんでしょうね」

Sakeshiy「キ・ソンヨン中心だけど、アジアカップあるんだよね」

結城「更に、対策として、シェルビーとキ・ソンヨンのところが潰され始めているんですよね。起点がなくなって、速い展開で仕掛けられなくなると...。本来スワンズが得意としたゆっくりしたパスワークからの攻撃は、そこまで精度が高くない感じになっていますし。落ち着いた守備への仕掛けだと、シェルビーやキ・ソンヨンの縦パスもカットされやすくなる」

タカク「 キ・ソンヨンは潰されちゃうときついよなあ」

結城「特別にフィジカルの強い選手ではないですからねえ。無理やり相手のマークを掻い潜ったり、っていうのは難しい」

タカク「ラウドルップの遺産が無くなりつつあるんで、彼がいないと繋げなくなる」

db 「このメンツで降格圏入らなかったら、悪くはないんじゃないのかな」

Sakeshiy「 予算的には10位以内入れれば大成功」

結城「過密日程と主力抜けるのが、なんとか乗り切れれば。って感じですね。後は中盤が対策されてきているので、新たな攻撃パターンが構築出来れば」

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