平均年齢を見てみよう。


2001.07~2002年ワールドカップ:第一次メキシコ政権

平均年齢は28.52歳だった。ベルギー28.96歳、ポーランド28.61歳に次ぐ第3位で平均年齢はかなり高い部類であった。これだけを見るとベテラン偏重と見えるが...。


2009.04~2010年ワールドカップ:第二次メキシコ政権

平均年齢は26.9歳。これは32か国中でも平均的な値で、前回の2006年ワールドカップでの平均年齢27.3歳よりも若くなった。むしろ若手偏重?という結果になった。


2014.07~:アギーレJAPAN

平均年齢は「 日本代表は? アジア杯出場16ヵ国を平均年齢が若い順に並べてみた」によると27.9歳。これは全体で12番目の数字となった。

過去の大会では「 【特集】ワールドカップ日本代表戦士たちのいま」によると2006年ワールドカップが27.4歳、2010年ワールドカップが27.7歳。2014年ワールドカップでも「最年少は一体どこ?W杯出場国の平均年齢が明らかに...日本代表は15番目の若さ」によると27歳と84日(27.23歳)となっている。

まとめると以下の図となる。

ワールドカップ開催日時や測定時期により若干のブレはあるだろうが、だいたい27歳台でおさまっているものの今大会メンバーは平均年齢が僅かに高い傾向はある。

ベテラン偏重=意識するほど偏重ではないが重視する場合がある

最後、献身性のない選手は選ばないを見てみよう。

【次ページ:献身的な選手を呼ばない?】