また、『Mirror』は「アマチュアサッカーはより貧しい状況に陥っている」と報告している。取り上げられているのは、リヴァプール2強の本拠地に囲まれた形で存在するスタンリー・パーク。
アンフィールドやグディソン・パークと隣り合っている位置にあり、アマチュアチームやユースが利用するこの公園内のピッチは、いまだに傾斜した状態が続いているほか、ガムテープで補修された壊れたゴールポストを輸送用のコンテナで代用した倉庫にしまっている状態にあるという。
スティーヴン・オライリー リヴァプール・ジュニアサマーリーグ書記長
「ビル・シャンクリーは、アンフィールドから出てくると、このスタンリー・パークで子供たちがサッカーをするのを見ていたんだ。そのようなものは今や失われている。
プレミアリーグは、ジェラードもルーニーも、このようなカテゴリからサッカーを始めたということを考えるべきなんだ。
我々の物資は全てがコンテナに入る程度だ。ピッチは犬が走り回っている。トイレも、お湯が出るシャワーもない。
サッカーはここでは宗教のようなもの。しかし、今ではそれは全てカネ、カネ、カネの事ばかりだ」