プレミアリーグはかつて放映権料の5パーセントを草の根のサッカーに分配していたものの、現在の契約ではサッカー財団を通じて行われる寄付も2000万ポンドから1200万ポンドに減少し、放映権料の1パーセント未満となっている。

なお、ドイツには最新式人工芝『3G』のフルサイズピッチが3735枚存在するが、イングランドではまだ639枚しか導入されていない。

さらに、公共のピッチにおける管理は、現在の緊縮財政によって削減され続けている上、施設の使用料も増加の一歩を辿っている状況にある。

ケニー・サンダース 草の根サッカー保存委員会創設者

「プレミアリーグは、放映権の7.5%を草の根レベルのサッカーに使うべきだ。誰もが次世代を担う子供に還元すべきなんだ。

これはマージーサイドだけの問題じゃないんだよ。この国のいたるところで起こっている。試合は貧しい設備の中で毎週毎週行われている」

なお草の根サッカー保存委員会プレミアリーグからの財政支援を求める電子請願書への署名を募集している。

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