お二人のサッカー漫画家の先生方をお招きし、それぞれの漫画のテーマを元に日本サッカーの発展について語った討論企画の様子をお伝えします。
参加してくださったのは、『ビックコミックスペリオール』にて『フットボールネーション』を連載中の 大武ユキ先生 (@YUKI_OTAKE)。 そして、『ビックコミックスピリッツ』にて『夕空のクライフイズム』を連載中の 手原和憲先生(@taharakazunori)。
司会進行は db7さん(@db7seven)と、結城康平(@yuukikohei)。 そのアシスタントと、編集を担当した 黒崎灯(@PLfanpageJP)。
さらに、両作品の読者でサッカーファンである うくらさん(@ucla0113)と、大学卒業後現在はスポーツトレーナーを目指されてご活躍中の宮山さん(@T_Miyayama)の計5名。
・座談会第2回の概要は…
「手原先生の細かなフットボールネタから、話題は漫画家さんならではの拘り、苦労へ。ここでしか聞けないであろう、漫画家トークが展開されます。
そして後半は、『フットボールネーション』を基盤にトークがスタート。『身体の使い方』をテーマにした同作品に、様々な角度から切り込みます!!」
db7「後、作品内で色々とサッカーネタが詰め込まれているのも魅力的ですよね。手原先生、ああいった細かいネタはどこから持ってきているんですか?」
手原「思いついたのを、そのままネームに書いている感じですね。」
db7「読者としては、突っ込み所がたまらないですよね」
手原「例えば、サッカーショップに行く回とかは、どんどんネタをぶち込んでやろうと思って…」
db7「本棚のネタっていうのは、どのように思いつかれたんですか?」
手原「以前、自分で描いた背景が寂しいということが度々あって、せっかくなので本棚で埋めようと。適当に書きだしたら変な方向に行ってしまって…(笑) そういう細かいネタでいえば、大武先生も長谷部のTシャツネタを書かれていましたよね。あれは、やられたと思いました(笑)」
大武 「あれは、何というか時事ネタ的なところありましたからね…(笑)」
結城「大武先生も、細かいネタの拘りとかありそうですよね」
大武 「細かいネタとはちょっと違うんですけど、手原先生の短編集の方も前に買って読んでいたんですけど、駒割りとか大きくなって読みやすくなったなあと思っていました。読み切りとかだとつめなきゃいけないですからね」
手原「そうなんですよね、詰めなくて良くなったっていうのは大きいです」
db7「手原先生の短編集といえば、『68m*』なんかが有名ですよね。あのタイトルの由来って、ピッチの横幅で良いんですかね?」
*「ビッグコミックスピリッツ」誌上にて不定期掲載され、その度に人気を博してきた読み切り短編を余すところなく収録した、 高校サッカーオムニバス。手原先生の魅力が詰まった一冊ですので、是非こちらも。
結城「流石db7さん。自然なCM、流石です(笑)」
手原「68mというのはサイドバックが横に張ったときの距離という感じですね。そこを元にして、タイトルを付けさせていただきました」
db7「あ、やっぱりそういうところから来ているんですねー。短編集もオススメです!!」