4月13日、『The New Zealand Herald』は「マーティン・スネッデン氏は、オーストラリアと共同でサッカーワールドカップを開催するのが夢だと話した」と報じた。
マーティン・スネッデン氏は、2011年にニュージーランドで行われたラグビーワールドカップの組織委員長を務めた人物であり、元観光協会の会長でもある。元クリケット選手という異色の弁護士としても知られる。
マーティン・スネッデン
「私はマレー・マックリー、ジョナサン・コールマン(スポーツ&レクリエーション大臣)との非公式の会談を行い、アイデアを伝えた。
これらの議論の中心は、アイデアを退けないでくれということだった。それを進める方法を考えようと。どのように進めるかについてはかなり明確なルートがある。
私は我々が現実に切り込むところを見たい。我々が出来るわけがないと思っているところにね」
しかしニュージーランドの首相を務めているジョン・キー氏は、そのアイデアに対して懸念を表明。経済的には難しいと主張した。
ジョン・キー ニュージーランド首相
「それはあくまでアイデアだ。政府は何もそれについて働いてはいない。それはあまりにも高価だ。
FIFAワールドカップは、オリンピックに次ぐ規模のイベントだ。非常に高額だ。2022年のカタールを見れば、それは600億ドル(およそ7兆2000万円)だ。あまりにも遠い道のりだよ」