先週末、南米で失笑を買ってしまった話題をお届け!
18日に行われたペルーの国内カップ(コパ・インカ)準決勝、ウニベルシダ・サン・マルティン対アリアンサ・リマの第2戦。
猛烈なチェイシングで相手DFからボールを奪ったサン・マルティンのアルゼンチン人FW、ニコラス・マナはそのまま凄まじい勢いでゴールへ突進するが・・・
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追い縋る相手のタックルを全く寄せ付けず、飛び出したGKを瞬く間に交わすまではもう完璧!メッシやマラドーナを彷彿とさせる実に猛々しいドリブルだ。
残すはカバーに戻った選手のみ。実質無人のゴールへ流し込むだけだったのだが…思い切って蹴り込んだシュートは天高くそのままスタンドへ消えていった。そんなに力まんでも…。
ゴールを確信していた実況と解説は、この信じ難い光景に「ノーッ!」「ノーッ!」と漫才のように呼応。それもそのはずでサン・マルティンは第1戦を落としており、少しでもゴールも奪っておきたい状況だったのだ。
しかしマナの失敗も響き、この試合を3-3で引き分けたサン・マルティンは2試合合計4-5で敗退することとなった。
「こうしたことが起こるのはチーム全体の問題であって、誰か一人のせいじゃない。誰にでも起こり得ることなんだ」
敗れたサン・マルティンに所属するアルゼンチン人MF、フェデリコ・フレイレは敗戦を悔みながらも21歳の同胞を気遣った。