5人のフットボールファンをゲストに迎えて、2014-15シーズンのプレミアリーグを振り返って頂いた討論企画の様子をお送りしています。
ストーク、スウォンジーと中堅というポジションの常連となるチームの9位8位。
チーム規模を考えると、良くやったチームが多く揃っている印象でしょうか。特に、「洋麵屋マーク・ヒューズ」には、称賛の声が多く集まりました。座談会メンバーとしては、ラーメン屋の暖簾だけでも残して欲しいと思ってしまう、そんな座談会を今回もお楽しみください!
中堅好きの広澤君が、大活躍するゾーンでもあります。
9位ストーク・シティ…洋麵屋五右衛門の旅路。天動説ならぬ、ストーク動説の始まり。
ゴール数:1.26/試合
被ゴール数:1.18/試合
クリーンシート数:9 (24%)
チーム得点王:ディウフ(12)
【夏加入】
フィル・バーズリー (サンダーランド) [フリー]
スティーブ・シドウェル (フルハム) [フリー]
マメ・ビラン・ディウフ (ハノーヴァー) [フリー]
ジョナタン・ティシェイラ (バンスカ・ビストリカ) [完全]
ボージャン・クルキッチ (バルセロナ) [完全]
ヴィクター・モーゼス (チェルシー) [ローン]
オッサマ・アサイディ (リヴァプール) [ローン]
【冬加入】
フィリップ・ヴォルシャイト(レヴァークーゼン)[ローン]
結城「それでは、ストーク・シティです。上半分で終わることに成功し、中堅的には理想的なシーズンとなりました。広澤君、よろしくお願いします。まずは、印象に残った試合でも。」
広澤「現地紙は、2014年のトッテナム紙をベストゲームに挙げている感じですが、個人的には、後半戦のウエストハム戦を選びたいですね。ご存じのとおり、ラーメンからパスタに移行してるじゃないですか。」
さといも「まだ洋麺屋五右衛門、みたいなポジションだよな。」
一同「(笑)」
広澤「ウエストハム戦は、90分間ショートパスをどんどんと繋いでいる試合でしたね。結果的に引き分けたんですけど。ある意味で変化を象徴する試合だったかなと。」
黒崎「サンダーランド戦も、相当パスを回されて支配されたイメージがありますね。ここまで差があるのか、と。」
結城「そのショートパスを繋いでいるなかで、欠かせない選手ってのは誰になるのかな?」
広澤「それが今、チャーリー・アダムが司令塔やってるんですよ。ゲームを作る役割をしっかりとこなしてくれていますね。」
結城「ボージャンの不在は、どうでしょう。」
広澤「いなくなった直後は、すごくパニックおこしたんですけど…結果的には対応出来たかなと。アダムがフリーロールをやってる時は、アルナウトビッチとディウフが働いてくるので、チームとして機能するんですよね。」
さといも「人間性がクズなんだよなあ、アダムは。」
広澤「ピッチの上だけですよ。ロッカールームとかでは、チームを鼓舞する役割をしっかりとこなしているみたいですし。」
らんぷす「セスクも鼻をやられましたからね。」
広澤「まあ、ピッチ内に関しては…サンチェスにヘッドロックとか、流石に擁護のしようがないですよ。」
結城「チャーリー・アダムとか、ブラックプール時代は司令塔とかでバリバリやってましたし。むしろ本来の姿に戻りつつある、という感じなんですかね。あの時アダムをクウォーターバックにしたアメフトチーム感あったなあ、ブラックプール。」
さといも「その時代のアダムは、むしろピルロ感があったよね。」