個々が選ぶ、プレミアリーグMVP。

さといも「最後に総括として、リーグMVPは決めないの?」

結城「じゃあ個々に、MVPを決めていく感じにしましょうか。せっかくなので順位表と得点ランキングを見ながら。まずはさといもさんからお願いします。」

さといも「じゃあハリー・ケインで。理由としては、やっぱりチームへの貢献度の高さ。後はインパクトが凄まじかったからね。トッテナムサポとか、そういうのを差し引いても彼だと思う。」

らんぷす「アザールというのも考えたのですが、ジョン・テリーで。守備の貢献度はもちろん、大事なところでヘディングを決めてくれるので。あの脈略のない得点が効いたなと。」

db7「俺はエデン・アザール。単純に圧倒的だった。周り使っても良いし自分でもいけるし。崩すまでのルートが見えている、っていうのが理由かな。」

さといも「『アザールは、あえて選ばない』みたいな空気を、一発で切り裂いたな。」

一同「(笑)」

広澤「アーセナルのGKダビド・オスピナで。シーズン通して大崩れしなかったことが理由ですね。今26歳ということで中堅なんですが、ここにきて成長の兆しが見えているのが大きいなと。」

でらぺら党「私の考えるMVPですが、セルヒオ・アグエロです。理由としましては、得点数、そして相手守備陣に与える恐怖感が並外れていたので。エデン・アザールも素晴らしかったですが、彼はフィニッシュなど成長の余地があると思うので、次点で。来年以降のプレーに更に期待ということで。ダビド・デ・ヘアも良かったですが、やはりMVPはアタッカーに。」

黒崎「僕は、アーセナルのSBエクトル・ベジェリンで。CLのドルトムント戦で出てきた時と比べたら、目を見張るほどに成長した選手だなと。守備時のポジショニングなど、毎試合ごとに成長を感じられた選手でした。ユースチームなどを取材していたので、個人的な若手選手への期待も含めて、彼に投票します。」

結城「では、僕は優勝したチェルシーからMFウィリアンを。アザールに隠れがちですが、守備での貢献が凄まじく、陽気なブラジル人とは思えない傭兵の様な働きで暴れ回りまくりました。攻撃面でも普通に活躍するので厄介過ぎます。ウィリアンが4人くらいいるように見える試合とかありましたしね。ジョゼ・モウリーニョにとって最も欠かせない選手となり、セスクとアザールを攻撃に集中させる面で重要な仕事をこなしたかなと。ではでは皆様、6時間に渡る座談会となってしまいましたが、本当に御疲れ様でした。」