セバスティアン・ダイスラー

ボルシアMG、ヘルタ・ベルリン、バイエルン・ミュンヘンで活躍した天才。

“怪我に泣いた”という選手は少なくないが、度重なる怪我により1シーズンまともにプレーできることは極まれでリーグ30試合以上に出場したシーズンは1つもない。

アンダー世代から常に注目を浴び、当時ベテラン揃いのドイツ代表に割って入るとEURO2000に出場。グループリーグ敗退に終わった代表の中で次世代の中心選手として国民の期待を一身に背負った。

2002年、2006年W杯共に大会のメンバーに選ばれながら直前に怪我を追って大会メンバーを逃すというあまりにもツイていない展開には、ダイスラーでなくとも挫けてしまうはずだ。

2003年頃からうつ病を発症、身体的にも精神的にもボロボロになってしまったダイスラーは2007年1月に「自分の膝を信じることができない。楽しんでサッカーをすることができない。」と27歳にして現役引退を発表した。

2007年末には行方不明になるなど依然メンタル面の不安を抱えているが、理学療法士を目指しているという。

デイヴィッド・ベントリー

アーセナル下部組織出身、当時はFWとして「ベルカンプの後継」と呼ばれていた。レンタル先のノリッジで両サイドを中心にサイドアタッカーとして頭角を現した。

2005年にブラックバーンへレンタルに出されると、イングランドU-21代表に選ばれる。その後も、順調にブラックバーンでキャリアを積み2007年にはイングランド代表デビューも果たした。

甘いマスク、正確なクロスやミドルシュート、デイヴィッドという名前もあれば「ベッカム2世」として期待されるのも当然のこと。

しかし、トッテナム移籍後はレンタル暮らしが長くロシアでもプレーした。トッテナムとの契約終了後には新天地が見つからず。2014年春、29歳の若さで「試合を愛せなくなった」と現役引退を発表した。

引退後は、スペインでレストランを経営している。また、今年に入りゲーリック・フットボールをしている様だ。


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