DF:イバン・スビアウレ

当時所属:レアル・ソシエダ

現所属:引退

レアル・ソシエダ下部組織出身の右サイドバック。2005年にソシエダを退団した際には、クラブ側が契約を延長したと主張して法的闘争に持ち込まれた。アスレティック・ビルバオは結局クラブ史上最高額に近い移籍金500万ユーロを支払わなくてはならなくなり、会長のフェルナンド・ラミキス氏はその責任を取って辞任、さらに裁判のためスビアウレは全く出場できなかった。

法的闘争が一段落した後は怪我や謎の病気に悩まされて出場機会はあまりなく、エルチェやアルバセテ、サラマンカなどに貸し出されていた。2013年にラシン・サンタンデールと契約したが、1ヶ月後にクラブから解雇を言い渡され、現役を引退した。

あまりの不幸さから『ABC』は彼のことを「呪われたキャリアを過ごした選手」と表現した。彼の判例は未だに裁判所の判決基準の一つとなっているという。

DF:カルロス・ペーニャ

当時所属:バルセロナ

現所属:レアル・オビエド

バルセロナの下部組織で育った左サイドバック。Bチームではレギュラーとして活躍したものの、結局トップチームには昇格できなかった。

その後はアルバセテ、レクレアティーボ、バジャドリーとシブいところで長く中心選手としてプレーし、今季からレアル・オビエドへと移籍している。

DF:アンデル・ムリージョ

当時所属:アスレティック・ビルバオ

現所属:AEKラルナカ(キプロス)

アスレティック・ビルバオの下部組織で育成されたバスク代表選手。スペイン代表に入ったことはない。

ビルバオでは2001年のトップチーム昇格から長く所属し、2009年にサラマンカにレンタル移籍するまで157試合に出場した。

セルタを経て2011年に現在のAEKラルナカに加入し、キプロスで長く中心選手となっている。

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