ニューカッスルは最低限の補強を行ったというイメージ。しかし、かつて強豪だった頃に対する期待があるせいか、『Telegraph』のコメントは多少辛口な感が否めない。逆にエヴァートンとスウォンジーについては絶賛のような記述の割にはランキングが低いというイメージを少し感じる。

一方で、”デッドラインデーの覇者”であるウェストハムは質・量共に素晴らしい補強を行ったことが評価されたようだ。アーセナルとリヴァプールに勝利するなど今後も期待できそうな状況にある。

日本代表DFの吉田が所属するサウサンプトンは主力売却後に迅速に対応したことが評価された印象だ。アルデルヴァイレルトは獲得できなかったが、デッドラインデーで獲得したファン・ダイクはプレミアの水に慣れれば再び引きぬかれてしまうようなポテンシャルを秘めた選手だ。

リヴァプールに対する『Telegraph』の評し方は非常に英国らしい。大型補強であり、望んだ補強を実現したブレンダン・ロジャーズには大きなプレッシャーをかけている。”ジェラード退団後”という新しい時代に突入しているだけに大きく注目したい。

3位に入ったストークと2位のクリスタル・パレスは共に課題を解決する補強を行ったことが高く評価されたイメージ。ストークのスカッドはプレミア上位クラスのようなネームバリューのある選手が揃っている。開幕から4戦して未だ勝利を得ていないものの、チームが熟成するにつれて怖い存在となりそうな雰囲気がある。

クリスタル・パレスは開幕4戦で3勝1敗。補強の成果がしっかりと現れている。アーセナルには敗れたものの、昨シーズンの王者であるチェルシーを撃破するという金星を挙げている。新戦力のキャバイとサコがゴールを奪っており、昨シーズンの10位以上の成績が期待できるかもしれない。

補強の成果が早くも出ているクラブもあれば、全く出ていないクラブもある。また、このランキングで下位にあっても奮闘しているクラブもある。最終的にこの補強がどのような成績に結びつくのか。シーズン終了後を楽しみにしたいと思う。

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