13位 チェルシー

<何を求めていたか>

ジョゼ・モウリーニョは自ら望んだペドロ・ロドリゲス、ラダメル・ファルカオ、アスミル・ベゴヴィッチ、アブドゥル・ババ・ラーマンの4人を手にいれた。しかし、ジョン・ストーンズの説得(に失敗したこと)についてはフラストレーションが残った。チェルシーが今回の移籍ウィンドウでポール・ポグバを連れてくることは現実的に期待されていなかった。

<彼らが得たものは>

エヴァートンがストーンズを売却することを拒否したので、移籍市場の終盤にパピ・ジロホジをナントから、マイケル・ヘクターをレディングから獲得するというサプライズを見せた。

<今季の予想>

チェルシーにとっては矛盾した移籍ウィンドウだった。モウリーニョはおそらく1月か次の夏に再びストーンズ獲得に乗り出すだろう。しかし、彼のディフェンス陣はイングランド代表がいないでの薄いように感じる。

<主な獲得選手>

ナタン(アトレティコ・パラナエンセ)、ラダメル・ファルカオ(モナコからローン)、アスミル・ベゴヴィッチ(ストーク)、ダニーロ・パンティッチ(パルチザン)、ペドロ・ロドリゲス(バルセロナ)、ケネジ(フルミネンセ)、アブドゥル・ババ・ラーマン(アウクスブルク)、パピ・ジリボジ(ナント)、マイケル・ヘクター(レディング)

12位 マンチェスター・ユナイテッド

<何を求めていたか>

全てのエリアで鍵となる選手の獲得。特にトップクラスのセンターハーフとストライカー。

<彼らが得たものは>

中盤は良い獲得をした。メンフィス・デパイのポテンシャルがあり、マッテオ・ダルミアンは印象的なサイドバック。しかし、それ以上に皆が心配するように、3600万ポンド(およそ65.7億円)でアントニ・マルシャルを手に入れたが、攻撃陣を補強することには欠いた。

<今季の予想>

いくつかの面では良い補強をしたが、重要なエリアで対処できず、ダビド・デ・ヘアの状況は悪い方向に向かっている。

<主な獲得選手>

メンフィス・デパイ(PSV)、マッテオ・ダルミアン(トリノ)、バスティアン・シュヴァインシュタイガー(バイエルン)、モルガン・シュナイデルリン(サウサンプトン)、セルヒオ・ロメロ(サンプドリア)、アントニ・マルシャル(モナコ)

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