10月8日、イングランド・プレミアリーグのレスター・シティは、公式サイトで元イングランド代表FWアラン・スミスのインタビューを掲載した。
アラン・マーティン・スミス氏は1962年生まれの52歳。レスター・シティとアーセナルで長く活躍し、イングランド代表でも13試合に出場した経験を持っている名選手である。
マンチェスター・ユナイテッドやリーズで活躍した金髪のストライカーと同じ名前であることでも知られている。
アラン・スミス氏はアルヴェチャーチというアマチュアのクラブから20歳でレスターにステップアップした経験を持っている人物で、後輩であり同じたたき上げの選手でもあるジェイミー・ヴァーディを賞賛した。
アラン・スミス
(元イングランド代表FW)
「ジェイミーは素晴らしい。好きだよ。彼のようなストーリーはなかなかない。そして今彼はトップレベルで活躍している。スゴいことだ。
彼はまだ「生々しさ」や攻撃性を持っている。誰もがそれを失って欲しくはないと思っている。洗練された選手になって欲しいなんて誰も思わない。
見込みがないと思える状況でも向かっていく。自分の全てを賭けるように。それこそが、彼がノンリーグから這い上がってきたという背景にあるものだと思う」
「(イングランド代表での彼について)
スカイスポーツの解説でサンマリノに行き、試合を見たのを思い出す。本当にひどいピッチだったので、少し彼には気の毒だなと思った。ボールと共に走るジェイミーにとっては簡単じゃない。
しかし、スリー・ライオンズのシャツを着けて夢の世界にいることは間違いなかった。これは素晴らしいことだ。なかなか起こるものじゃないよ。
おそらく、一流のクラブもノンリーグのサッカーをそれほど見下さないだろう。彼らがこれだけやっているのを見ればね。
そこにはこのようなことができる選手がいるんだよ。ただチャンスが得られていないだけでね」