誰もが、ファーガソンにはカワイイ奥さんが家で待っていると思っている(アーセン・ヴェンゲル)
2002年5月、アーセナルで指揮をとるアーセン・ヴェンゲルがマンチェスター・ユナイテッドについて一言。
アーセン・ヴェンゲル
(アーセナル監督)
「誰もが、アレックス・ファーガソンにはカワイイ奥さんが家で待っていると思っている」
編集部解説:
2001-02シーズンは、マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ優勝を決めた。
ライバルのマンチェスター・ユナイテッドは、オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ、アルゼンチン代表MFフアン・セバスティアン・ベロンを獲得するなど大型補強を敢行していた。
2002年のチャンピオンズリーグ決勝の舞台は、ファーガソンの故郷スコットランドにあるハンプデン・パークであり同シーズンにCL優勝を果たすことで監督業から引退すると思われていたからだ。
一時は首位にいたユナイテッドだったが、終盤に失速。5月8日のアーセナルとの直接対決に敗れて優勝の望みはなくなってしまった。
ファーガソンが引退を考えたその背景には、妻キャシーさんへの愛情があることは後年深く明らかになるのだが、当時、妻は辞めることを引きとどめたという。
結局、目標を達成できなかったファーガソンは契約を更新、監督を退任したのは2013年の話である。