EURO2016予選でめでたく本大会出場を決めたウェールズ代表、国際大会出場は実に1958年のワールドカップ以来半世紀ぶりになる。

今予選中、躍進を続けるウェールズ代表の強さの秘密とは何なのか?

母国『Wales Online』からシンガポールの『the new paper』まで世界の様々な媒体が、ここ1年分析を続けてきた。

ここでは、それらを「成功した要因」としてまとめたみた。編集部なりの解説・分析を加えてお届けするぞ。

ギャレス・ベイル

世界で最も高価な100億の男が予選突破にブーストをかけた。彼の名前が選手表にあることで代表チームは希望にあふれ、何よりも相手の守備陣に恐怖を抱かせた。
-『South Wales Evening Post』

レアル・マドリーのウインガーは、マンチェスター・ユナイテッドの英雄ライアン・ギグスのそれよりも大きい。若い有能な代表メンバーに対して鼓舞している。1人の選手の力で試合に勝つことはできないが、彼の影響力はチームを勝利させる。
-『itv』

レアル・マドリーの男は、国のためにプレーするのが大好き。
-『FOOTBALL VITA』

編集部解説:

EURO2016予選を通して7ゴール2アシストをあげたベイル、ホームで強豪ベルギーを破る原動力にもなった。

ウェールズ代表の総得点は11であり、そのうち9ゴールにベイルが絡んでいることとなる。

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