プレミアリーグ第13節、トッテナムはウェストハムとのダービーに4-1で快勝した。

今季のプレミアリーグにおいて1試合最多となる12本もの枠内シュートを浴びせたトッテナム。

マウリシオ・ポチェッティーノ監督が「私がここに来て以降において、間違いなく最高のパフォーマンスのひとつだった」と語った一戦ではエースFWハリー・ケインも2得点の活躍を見せた。

そのケインについて、『Sky Sports』がこんなデータを伝えていた。

ケインはプレミアリーグにおけるロンドンダービー(アーセナル、チェルシー、トッテナム、ウェストハム、フラム、QPRなどの対戦)において、最も高い得点率を誇るとしている。

ケインはロンドンダービー14試合で12得点をあげており、その得点率は1試合平均0.86点。これは、あのティエリ・アンリやユルゲン・クリンスマン、ディミータル・ベルバトフ、イアン・ライトらを凌駕する数字だそう。

ただ、単純なゴール数でいうとアンリが圧倒的。ケインが本当にロンドンダービーに“強い”と言われるにはさらに得点を重ねる必要がありそうだ。まだ22歳であることから、アンリ超えもありうるかもしれないが、それには当然ながらロンドンのクラブでプレーし続ける必要がある。

さて、そのケインは「今日の僕らは絶好調だった。(ホワイト・ハート・レーンのサポーターが自分の名前を歌ったことは)スペシャルだね。ゴールの後、確かにそれが聞こえたよ。僕のもとにまっすぐにね。誇りに思うよ」と喜びに浸っていた。

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