今シーズンのJリーグもいよいよポストシーズンを残すのみ。
今週末にはJ1のチャンピオンシップ準決勝が、またJ2では昇格プレーオフの準決勝が、さらにはJ2・J3入れ替え戦の第1戦が開催される。
さて、そんな終盤を迎えたJリーグだが、先日あるコンペが開催されたのをご存知だろうか。
そのコンペとは、「Jリーグトラッキングデータコンテスト」である。
【Jリーグトラッキングデータコンテスト】いよいよコンテスト当日!Jリーグキング、慶應義塾大学三田キャンパスに登場!コンテストの模様を写真でお届け!https://t.co/mSdeQALyXL #Jリーグ pic.twitter.com/j9ENy6JDEM
— Jリーグ (@J_League) 2015, 11月 14
Jリーグでは、今シーズンから走行距離や走行スピードなどのトラッキングデータを集計しており、そのデータを活用した分析あるいはコンテンツ制作などを競うというコンテストだ。
アイディアは独自性、論理性、エンターテインメント性、活用性の5つによって評価され、Jリーグが主催する。
9月10日から10月31日にかけて一般応募が行われ、そして今月14日、5名の優秀作品選出者(あるいはグループ)による決勝プレゼン大会が慶應義塾大学の三田キャンパスで開催された。
そんなコンテストのプレゼン動画を、JリーグがYoutube上で公開している。
今回はそのグランプリを獲得したプレゼン動画を見てみよう。
最優秀賞に輝いたのは、米村俊亮さんのランニングアプリ『サポラン』。
「好きなJリーガーが週末の試合で走った距離を、1週間のランニングの目標にする」というシンプルなアプリである。
継続率が低いと言われているランニングの解決策としてこのデータを用い、ランニングの目標を与える狙いだ。客観的なデータもいくつか出てくるため、このコンペに参加していなくてもちょっと気になるプレゼン動画になっている。
しかし、サッカーに関するコンペでありながら27日午後10時現在で再生数が1000回未満となかなか伸びていないため、今回はそのグランプリを獲得した映像をご紹介した。
コンテスト終了後、Jリーグの常務理事である中西大介氏は「夢を描いてこのコンテストをさらに発展させていきたい」と総評の中で述べており、次回大会の可能性について触れた。
興味のある方は、是非第2回大会にご参加を!