『Večernji list』など各メディアは「イタリア・セリエAのローマは、元クロアチア代表MFズヴォニミール・ボバンをスタッフに誘っている」と報じた。
ズヴォニミール・ボバンは1968年生まれの47歳。1992年にバーリからACミランに加入し、その後2001年まで長くチームの一員として活躍し続けたレジェンドである。
2002年に現役を引退後は主に評論家としてイタリア、クロアチアのメディアで活動しており、現場にはタッチしていない。
現在ローマはルディ・ガルシア監督の元で戦っているが、今季は多くの批判を浴びるシーズンとなっている。
特に失点を重ねる守備面は構築が遅れていると言われ、一時期はまだ優勝争いに絡みながら監督交代が行われる可能性も示唆されていた。
ボバン氏には監督とは別にチームマネージャーとして勝者のメンタリティを与えてもらうとともに、チームと役員の間の繋がりを作るという狙いがあるとのことだが、次期監督候補という考えがあることは想像に難くないところである。