ファン・フィジャン
(FW/1月26日生まれ/韓国/FCレッドブル・ザルツブルク&FCリーフェリンク)

スピードとボディバランス、決定力に優れたFWで、ゴールへ直線的に向かっていく攻撃姿勢が特徴。基本的には裏にボールを呼び込むタイプだが、自ら突破することも可能だ。リーフェリンクでは奥川雅也とチームメイトだったが、今季開幕から得点を爆発的に量産し、南野拓実がいるザルツブルクへ昇格した。

ザカリー・エリヴォー
(MF/2月1日生まれ/ハイチ/ニューイングランド・レヴォリューション)

ハイチ人の父親と日本人の母親の間に大阪で生まれた日系人。正確な技術と判断力、局面を打開するドリブル、流れを変える一本のパス、遠目からの強烈なシュートなど多彩な武器を誇るダイナモ。昨年、MLSでプロ契約した際には日本でも話題となり、「ハリルジャパンの秘密兵器」と報じられた。

ケネジ
(FW/2月8日生まれ/ブラジル/チェルシー)

U-20ブラジル代表アタッカー。右サイドからのカットインと左足での強烈なシュートを得意とすることから一部で“ブラジルのロッベン”などと形容されたが、全体像としてはフッキやアドリアーノに近い。ただチェルシーでは左サイドバックとしても起用されている。現地の発音はケネディではなくケネジ。

エマヌエル・マンマナ
(DF/2月10日生まれ/アルゼンチン/リーベル・プレート)

プロデビュー前にアルゼンチンA代表でデビューを果たした逸材で、将来を約束された天性のDFリーダー。運動能力と足元の技術に優れており、アルゼンチン人にしては珍しくボールを奪うとそのまま前線まで持ち運びシュートを放つことも。その姿は宿敵ブラジルの名DFルシオを彷彿とさせる。

フマム・タリク
(MF/2月10日生まれ/イラク/アル・クワ・アル・ジャウィヤ)

「イラクのメッシ」と評されることもある、アジア最高クラスの若手。ただ、メッシというよりはセンターハーフ系のファイターであり、豊富な運動量と機動力、テクニック、シュートなどを備える。アイマールを思わせる可愛い系イケメンながらも、誰にも気後れしないスピリットと闘争心を持つ熱い選手だ。

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