ニューカッスル⇒ロブ・エリオット(6.5点)

右ヒザの前十字靭帯を断裂したティム・クルルは今季再びプレーすることはないだろう。

その代役となった29歳のアイルランド人GKはここまで威厳を見せている。だが、クルルが復帰次第、再びベンチへ戻ることになるだろう。

ノリッジ⇒ジョン・ルディ(6点)

今季ノリッジの正GKは入れ替わっている。当初は29歳のルディがNo.1だったが、12月以降は24歳のデクラン・ルッドがゴールマウスを任されている。

John Ruddy の独自データベース情報

イングランド代表経験を持つGK。

当時A代表招集未経験だったが、サプライズでEURO2012本大会メンバーに選出され話題になった(怪我により辞退)。2014W杯も予備登録に回り、ビッグトーナメントにはどこか縁がない。

気迫のこもったセービングとコーチングが光る選手。大柄ながら細かいステップワークが可能で、1vs1の際には相手がシュートモーションに入るまでに一気に距離を詰めよりコースを防ぐ。

また、熱いコーチングは相手陣地にまで届くような大声で通りも良い。ただ、ややボールに行き過ぎるきらいがあり、ルーズボールやロングボールを応対する場面ではチームメイトとバッティングしてしまうことが多々ある。

デビュー当時は将来のイングランド正GK候補と評価され、エヴァートンが25万ポンドで獲得したほどの逸材だった。だが、その後はのべ9チームにレンタルに出される壮絶なドサ回り。最終的には移籍先のノリッジで2010-11シーズンにようやくレギュラーポジションを掴んだ。