『Getfootballnews』は「アーセナルに所属しているフランス代表DFマテュー・ドゥビュシは、退団の噂について語った」と報じた。

大きな怪我をきっかけにエクトル・ベジェリンにポジションを奪われ、その後アーセナルでは出番が著しく減少しているドゥビュシ。

夏に行われるEURO2016への出場も危ういと言われており、現在彼はチームを離れるための手段を講じていると伝えられている。

現在の状況についてドゥビュシは『L'Equipe』の取材に対して以下のように話し、もはや今の状況に留まることは出来ないと答えた。

マテュー・ドゥビュシ

「(アストン・ヴィラがローンで借りたいと考えているようですが)

それは本当だ。彼らは僕に関心を寄せているチームの1つだ。僕は今全てのプロセスを見守っている。しかし、それは僕が除外している選択肢ではない。

何でも起こる可能性がある、もし夏に戻ってくることになったとしても、僕は1月にチームを離れたい。アーセナルに残ることは出来ない」

「(それはEURO2016のポジションを手に入れたいから?)

間違いなく。時間が進むごとにEURO2016は近づいていく。僕は3月にフランス代表に戻るという挑戦のため、プレーしたい。オランダ戦と、ロシア戦に向けて」

「(アストン・ヴィラは最下位だ。それは君の選択肢に影響する?)

確かに影響する。それは考えさせられるよ。僕が決断までに時間を取っている理由でもある。

一方で、それは大きなチャレンジでもある。彼らがトラブルに見舞われているとしても、アストン・ヴィラは偉大なクラブだ。

また、それも選択肢の中から外せない理由の1つだ。レミ・ガルデ監督とも電話で話した。そういうことだ」

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