平安山「お二人の得意なプレーと言いますか、サポーターの方々に注目して欲しいプレー、アピールポイントを教えて下さい」
富樫「僕はやっぱりFWなので、相手守備を打開していくドリブルや、ゴールを決めるといったエリア内での仕事には自信があります。」
藤澤「僕もゴールや突破、打開といったプレーは得意です。更に、色々な場面に顔を出したり、味方にとってやり易い選手になっていきたいですね」
平安山「お二人ともFC琉球に加入してから富樫選手は1シーズン、藤澤選手は2シーズンを沖縄で過ごしてきました。藤澤選手は最近沖縄出身女性と入籍もしたそうで、結婚おめでとうございます(笑)私が沖縄出身の指導者なのでとても興味があるのですが、FC琉球を除いて、それ以外の沖縄サッカーが更に強くなっていくには何が現状足りていないと感じますか?」
藤澤「ありがとうございます(笑)質問ですが、そうですね…どうしても島なので、他県の強豪との試合が組みにくい事でしょうか。僕は学生時代、他県の強豪と試合をしていく中で、よりサッカーが上手い人を発見していけたのは良かったと思います。簡単ではないですが、沖縄でもその機会を作りたいですね」
富樫「サッカーに触れる機会が少ないとは感じています。日テレが映らない分、サッカーを見るチャンスも少し限定されます。その分子供達が目標とかビジョンを見つけ難いのかなと。そこは僕達が頑張って、FC琉球が沖縄の子達にもっと目標とされるチームになっていきたいと考えています」
平安山「今は沖縄にFC琉球があり、サッカーキャンプがあり、なでしこを目指す女子チームや高原直泰氏が代表を務める沖縄SVも出てくるなど、沖縄サッカーも盛り上がりを見せています。僕が子供の時はどれも無かったので、自分とJリーガーとの差をなんとなくのイメージでしか捉えられていませんでした。おかげで多数のJリーガーを輩出する中京大学に進学してから苦労しました(笑)最後に、お二人の今シーズンの目標を聞かせて下さい」
富樫「チームとしてはJ2昇格、個人としては2桁得点を狙っていきたいと思います!」
藤澤「昨シーズン、一時期出場機会が減ってしまったので、今シーズンは一年間を通して試合に出場し続けたいです!」
平安山「あ、あともう一つ、今シーズンのFC琉球は選手を大幅に入れ替えました。このインタビュー時でまだ練習も始まって3日目で、まだみんな手探りの状態かも知れませんが、今この時点でFC琉球の盛り上げ役は誰ですか?(笑)」
富樫「うーん、誰だろう…。まだ3日目ですけど、沖縄出身の山内達朗選手ですかね。練習生の時から一発芸やってくれたりして、場を盛り上げてました」
平安山「大卒新人のまだ若い選手ですね。プレーも含めて、これからを楽しみにしておきます(笑)今回はお二人とも、ありがとうございました。今後ともFC琉球を応援しています」