ディエゴ・マラドーナ(元アルゼンチン代表FW)
誰もが知っている、ペレと並ぶ世界最高の選手。伝説の「五人抜き」や「神の手ゴール」などを生み出し、サッカーの歴史を語る上では省くことの出来ない存在になった。
しかし、その一方で彼は問題児としても有名であった。後に明かされたところによれば、バルセロナに所属していた1982年からコカインの摂取をスタートさせ、1994年ワールドカップでは大会期間中のドーピング検査で陽性と判定され追放。警察に逮捕される経験もしている。
現役引退後にも薬物の依存や極度の肥満によって一時生命の危機に陥るなど不安定な状況が続いたが、手術と減量、そしてアルゼンチン代表監督への就任が大きな転機になったようだ。
その後も発言や細かい奇行でメディアを賑わせることはあるものの、UAEのスポーツ大使として様々なチャリティイベントに参加するなど、一人のレジェンドとして活動を続けている。