1999-00、アトレティコ・マドリー

2013-14シーズンに実に18年ぶりにリーガを制したアトレティコは、その後も素晴らしい競争力を保っている。それが、20年前の成功とは違うところだ。

1995-96シーズンにリーガ制覇したアトレティコだが、そのわずか3年後に降格。当時クラウディオ・ラニエリ監督が率いたチームは、セビージャとベティスというアンダルシアのクラブに挟まれる形で19位に終わった。

当時のスカッドはタレント集団だった。GKにはホセ・モリーナ、DFにはジョアン・カプデビラ、カルロス・ガマーラ、MFフアン・カルロス・バレロン、ルベン・バラハ、FWにはジミー・フロイト・ハッセルバインク…。論争の的だったヘスス・ヒル オーナーのもと、アトレティコは最も暗黒だった期間のひとつに耐えることになった。