8. 2011年 vs バーミンガム(●1-2):リーグカップ決勝
試合終盤、シュチェスニとコシェルニの混乱に乗じたオバフェミ・マーティンスがゴールをかっさらう…。その2分後にウェンブリーにタイムアップの笛が鳴り、バーミンガムの優勝が決まった。
圧倒的有利と見られていたアーセナルだが、ファンが6年待ちわびたトロフィーを勝ち取ることは出来なかった。とはいえ、延長戦になっていたとしても、守備の崩壊を招いたはずで、ヴェンゲルがヒザから崩れ落ちる姿を見ることになっただろう。
7. 2001年 vs マンチェスター・ユナイテッド(●1-6):プレミアリーグ
ドワイト・ヨークに25分間でハットトリックを許すなど、前半時点で1-5と叩きのめされた。この対決を迎えるまでユナイテッドはやや得点力不足気味(3試合連続で1得点)で、ヴェンゲルは「今季のユナイテッドは特別なものは何一つしていない」と述べていたのだが…。
この日の結果、断トツの首位だったユナイテッドは勝ち点差16をつけることになった(最終的には優勝ユナイテッドと2位アーセナルとの勝ち点差は10)。