『Football365』は「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、スターリッジに関する質問を受けて不機嫌になった」と報じた。
先日行われたボーンマスとの試合に2-1と勝利を収めたリヴァプール。ミッドウィークにヨーロッパリーグを戦ったことから大きくメンバーを入れ替えたが、ロベルト・フィルミーノとダニエル・スターリッジのゴールでリードし、勝ち点3を獲得した。
話題になったのはこの試合後、クロップ監督に『Daily Mirror』のダレン・ルイス記者が質問したときだ。ダニエル・スターリッジについて聞いたところ、クロップ監督は一人の選手だけが注目されたことについて珍しく怒りの表情を見せたのである。
ユルゲン・クロップ
「面白い話だ! 我々はサッカーの試合をした。そして、いきなり君は一人の選手について話して欲しいと求める。そのような役割は感心しないね。
彼は良かった。しかし、君は試合に関心を持っていないのかね。
彼は素晴らしい選手だ。しかし、試合は11人でやるものだ。そして我々はそうした。君はその中で一人の選手に関心を持つか?
欠かすことが出来ない者はいない。どんな者を見ても、『この選手は外せない』と思ったことはない。監督として、私は1人、2人、3人、あるいは4人のストライカーでプレーすると決断する。
全ての選手が今日影響力を発揮していた。そうしたら、君は全ての選手に同じ質問をしたいのか?
私はこれをチームとしての試合だったと理解している。ダニエル・スターリッジのプレーは楽しんだ。それは正直な話だ。
「この試合に、我々は11人の選手をそれぞれ違ったポジションに配置したんだ。なのに、君はたった一人の選手に関心を寄せているのかい?
しかし、このような質問を受けることは――このような試合の後にその質問を受けることは、私は全く理解できないね」
「(スターリッジが勝たせてくれたと感じている?)
いいや! それは君が試合をそう理解しているだけだ。一人の選手が試合を勝たせる?
彼はゴールを決めた。しかし、それは誰からのクロスか? それとも? 君と私は違う星に住んでいるようだね。私が思うに、君は一人の選手で試合に勝てると考えているように見える」