ポール・マーソン(元イングランド代表FW)

アーセナルで12年に渡って活躍した名ストライカー。2006年に現役を離れたものの、45歳で一度現役復帰して大きな話題になった。

解説者として働いているものの、その一方でギャンブル中毒とアルコール、薬物中毒に苦しんだ。賭けでは500万ポンド(およそ7.9億円)をスッているという。2011年に破産宣告を受けた。

リチャード・ルーファス(元イングランドU-21代表DF)

チャールトン・アスレティックのワン・クラブ・マンであり、2004年まで288試合に出場した伝説的なディフェンダーである。彼は慈善活動に熱心であったことでも知られ、敬虔なクリスチャンと高い評価を受けていた。

ところが、引退後にその評価を覆すような事件が起こる。2013年にはビジネスの失敗によって破産宣告を受け、彼の教会が500万ポンド(およそ7.9億円)の負債を抱えていたことが明らかに。

さらに2015年には支持者からネズミ講で1600万ポンド(およそ25.4億円)の資金を調達していたということが明らかになり、さらに300万ポンド(およそ4.8億円)以上をポケットに入れていたという。模範的人物から詐欺師に転落した彼には再び破産宣告が言い渡された。

【次ページ】その7