―監督にお伺いします。この試合の後すぐトゥーロン国際に向けて3人削る作業があると思うのですが、今考えている範囲で、それを選手に伝えるのは試合後なのか翌日なのか、どんな方法なのか今考えていることがあれば教えてください。
手倉森「トゥーロンでは、メンバーは入れ替わります。入れ替わることを選手たちに話しながらキャンプをやっていきます。
(日本に)置いていくと決断した人はこのガーナ戦がものすごく大事になってくるだろうし、そういう意識の中で戦わせたいと。自分は柔軟性、バリエーションを持たせるためにいろんな選手にまだまだチャンスを与えたいと思っていたなかで入れ替えて5月は進みたいと思っていますから。
そういう話を理解してもらいながらチームとして動いていきたいなと思います」
―監督にお伺いします。選手の絞り込みという部分で、ある程度メンバーをこの試合で前半後半劇的に入れ替えるのか、あとポリバレント性という部分で同じ選手でも今までやったことのないポジションをあえて試合で試してみるのか、どういうゲームのプランを考えてらっしゃいますか?
手倉森「ゲームの状況に応じてシステムを動かすことができる選手がいればそれを実行していきたいな、と思います。それが攻勢なのか劣勢なのか。特に劣勢の時にそういった違う顔を見せなければいけないだろうな、と。
あと一つは、Jリーグの試合が金曜日にあるチームがあるのでその辺はしっかりとコントロールしてあげなければいけないな、というのは俺の中には考えがあって。その分いろんな選手にチャンスを分け与えられるなと思っていますから。
そういったところでもメンバーの交代を効果的にする必要があるなと思っています」
―メンバー表を見ると、サイドバックの選手が4人いて、MFに伊東純也選手の名前があるんですけども、伊東純也選手をサイドバックとして見ているのか、今回これは4-4-2のサイドハーフの選手として見ているのか…個人的なところなんですけども。
手倉森「サッカー選手として見ていますね。
彼は中盤に上がってからゴールに直結するプレーができているので。4-4-2のサイドアタッカー、あともともとFWをやれるというのでね。
アフリカ勢もスピードある選手もいますけど、アフリカ勢を驚かせるスピードスターとして良いタイミングで使えればと考えていますね」