フランスに遠征中のU-23日本代表は21日、トゥーロン国際大会の初戦でパラグアイと対戦し1-2で敗れた。
失点は軽率なミスとフリーキックからで試合全般を見れば必ずしも悲観するものではなかったものの、20歳以下の選手を主体にした相手に南米チームのソツの無さを思い知らされ、敗戦を喫する結果となった。
この試合ではオナイウ阿道を投入して流れが変わったが、チームの主力である中島翔哉、久保裕也を怪我で欠き、国内カップ戦を終えたばかりの南野拓実も欠場した中、矢島慎也や野津田岳人ら2列目の選手の動きは物足りなかったと言わざるを得ない。
そんななか、トゥーロンのメンバーに選出されなかった柏レイソルの“韋駄天”、伊東純也が、21日に行われた1stステージ第13節、アビスパ福岡との一戦でその鬱憤を爆発させた。
まずは4分、持ち前のスピードで右サイドを一気にえぐり、シュートまで持ち込む!
これは大きく外れてしまったが、1点を先制した後、再び圧倒的な走力で阿部巧を置き去りにし、折り返しから好機を演出する。
こちらも得点に繋がらなかったが、フランス遠征中の亀川諒史が不在となっている福岡の左サイドを完全に制圧する。