4位:アーセナル 1-2 バルセロナ【2006年】

フランスのサン=ドニが舞台となった2006年の決勝戦は、イングランドのアーセナルと、スペインのバルセロナが顔を合わせた。

アーセン・ヴェンゲル監督はこれが初めてのCLファイナル。高いモチベーションを持って仕掛けたアーセナルであるが、なんとわずか18分でGKイェンス・レーマンが退場。これはCK決勝史上初のレッドカードであった。

苦境に追い込まれたアーセナル。しかし、10人になってからも目の輝きは消えなかった。37分にセットプレーからソル・キャンベルのゴールが決まり、先制する。

ただ、それから力を発揮したのはバルセロナだった。途中出場の「スーパーサブ」ラーションがそれをお膳立て。76分にエトー、81分にベレッチが立て続けにゴールを決め、試合がひっくり返された。

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