いよいよ7月8日(金)に全国ロードショーされる映画『ペレ 伝説の誕生』。その公開を記念したトークイベントが6月29日、JFAハウス内の日本サッカーミュージアム「ヴァーチャルスタジアム」で行われた。

参加したのはサウサンプトンの日本代表DF吉田麻也とタレントの土田晃之さん。ピッチの中と外でサッカーを盛り上げる二人により、映画『ペレ』にまつわる様々なトークが展開された。

吉田は普段、サッカーに関する映画などはほとんど観ないという。自身がプロフットボーラーということもあり、映画とはいえどうしてもサッカーのスキル面が気になってしまうそうだ。

ただ、今回の『ペレ 伝説の誕生』に関してはそうした部分や臨場感などがとても“リアル”にできており、素直に楽しむことができたという。サッカー好きがサッカー映画を楽しむ上では非常に気になる部分であるため、「正直あまりサッカー映画が好きではない」とまで語る吉田のお墨付きは、映画の出来の良さをまさに物語っている。

実際、製作陣もキャスティングには苦労。特に16~17歳のペレ役については難航し、最後はなんとYouTubeでサッカーをプレーしている様子から、演技経験すらなかったケヴィン・デ・パウラをスカウトしたそうだ。それだけこだわりがあったということである。

もしペレと対峙するとしたら?という質問には、「ボールを持つ前が勝負。いかにボールを持たせないかが重要」と答えた吉田。

また、それぞれの“切り札”について問われると、吉田がインターセプトやカバーリングなどの「読み」と答えたのに対し、土田さんは「話が最終的にスベったように見せないトーク術」と回答し笑いを誘った。それも大切だ!

最後はくす玉を割って映画の大ヒットを祈願。映画『ペレ 伝説の誕生』は来週、7月8日(金)に公開される。

【次ページ】吉田にインタビュー!EUROで活躍中の「ペッレ」についても聞いたぞ