27日、スイス・スーパーリーグのヤングボーイズは「FW久保裕也をリオ五輪に送らないことを決めた」と公式発表した。
Gerndt fällt aus, Kubo reist nicht nach Rio: https://t.co/1fn7YX0wZP #bscyb pic.twitter.com/yFs1ISjErx
— BSC Young Boys (@BSC_YB) 2016年7月27日
ヤングボーイズは先日シャフタール・ドネツクとのチャンピオンズリーグ予選を戦っていた。その際にスウェーデン人FWアレクサンデル・ゲルントが左膝を負傷しており、その状況はかなり悪いものになっているとのこと。
そのためヤングボーイズ側は久保裕也をチームから外すことに難色を示し、本人にもそれを伝えたという。今回のリオ五輪ではクラブ側に派遣の義務がないため、代表側が強制することはできない。JFAからの発表はまだであるが、おそらく欠場を余儀なくされる可能性が高い。
スポーツディレクターを務めているフレディ・ビッケル氏は以下のように話し、五輪出場を断念させたことを謝罪した。
フレディ・ビッケル
「日本の五輪出場に大きな貢献をした久保裕也には申し訳ない。
しかしヤングボーイズの利益を守るため、我々はそのように決定しなければならなかった」