スポナビライブ
月額料金:税込み3240円(ソフトバンク加入者は税込み540円)
視聴形態:オンデマンド
配信する海外サッカーコンテンツ
・プレミアリーグ(全380試合生中継)
・リーガ・エスパニョーラ(全380試合生中継)
今年3月、ソフトバンクがヤフーとの共同で運営していくことを発表した「スポナビライブ」。
EURO2016でも一部の試合を配信していたが、2016-17シーズンをもって欧州サッカーの配信へ本格的に参入する。
サービスの最大の強みは、なんと言っても人気コンテンツであるプレミアリーグとリーガ・エスパニョーラがいずれも全試合生中継であるということ。
後述するが、スポナビライブがこの二大コンテンツの放映権を抑えたことで、従来の中継局であった『J SPORTS』や『WOWOW』をサービス内容の変更を強いられることになった。
特徴的なのは料金体系で、一般ユーザーが税込み3240円であるのに対し、ソフトバンク端末の契約者は税込み540円で利用可能だ。もちろんこれは、ソフトバンクユーザーを増やすために用意された価格帯だ。注目試合を中心に、日本語での実況と解説も用意されている。
現時点ではオンデマンドサービスのみの配信となっており、サービスを視聴するにはアプリが必要だ。
また、PCのブラウザ上でも見ることができない。つまり、スマートフォンやタブレットでの視聴がデフォルトとなっており、変換機器などを利用しない限りテレビや液晶ディスプレイで観戦することはできない。
ChromecastやApple TVといったセットトップボックスを利用すればTV画面に映すことが可能だが、スムーズに見られるというユーザーと画面がカクつくというユーザーの声がある。機材の性能やネットワーク環境によって、多少変わってくるようだ。
ちなみに、先週末に行われたプレミアリーグの第2節バーンリー対リヴァプール戦では、配信が一時ストップするという事態も確認されている。
また、スマートフォンで見ていてもやはり試合は10-20秒ほど遅れて配信されるようで、Twitterタイムラインでゴールを知ったというケースも。プレミアにしてもリーガにしても全380試合配信は魅力的だが、やはりネット中継ならではジレンマを抱えながらの観戦となりそうだ。
現在「海外サッカー無料開放キャンペーン」を実施しており、アプリさえダウンロードすればリーガ・エスパニョーラの第1節とプレミアリーグ第2節が全試合無料で視聴できる(8月25日まで)。