最終日は一風変わった感じに!

そして「スポーツ実況の基礎」レッスンも最終日。まずはこれまでの集大成として、アナウンサー試験の定番であるパネルトークの練習だ。

パネルトークとは、上のような写真を見せられたあと、すぐそれに関するトークを一定の時間行うというものだ。今回の制限時間は2分に設定された。

ちなみに、僕はこれが初めての経験だったこともあって段取りが今ひとつ噛み砕けず、しかもじゃんけんで順番が最初に・・・。

出された写真はあの「高畑裕太」さん。さらにあまり知識がない題材!困った僕はなんとか2分を埋めようと汗をかきかき喋る!喋る!その結果・・・

「4分30秒です」

・・・編集部Kさんやり過ぎですよ!

講師の藤岡先生からは「長く喋れることだけは分かった」と厳しいご指摘・・・。いや、これは段取りとか予備知識の方がですね?ちょっとね?

僕以外の方はさすがにアナウンサー志望(しかも僕の後だ)ということで2分に収められるように話していたが、やはり結構うまくいかない・・・。

その結果、「パネルをシャッフルして全員もう一回やろう」という結論に!録音するならその方が無難でした。ほんとに。4分30秒残されなくてよかった。あれは黒歴史化しておきましょう。

スペシャルゲスト登場!

そして、パネルトークを終えたところで最終日のスペシャルゲストが登場!

テレビ福島でアナウンサーとして活躍した後、今年からテレビ朝日の記者に転身されたという延増惇さんがわざわざ京都までお越しくださった。ノーギャラらしい。ちなみに僕はむしろこの取材は持ち出しでした。TOTOも当たらなかったしな・・・。

延増さんは各個人のパネルトーク(2回目)を聞いてコメントをしてくれたほか、実際にアナウンサー試験を経験した立場から様々な質問に答えてくれた。

僕は学生さんの邪魔をしてはいけないなと遠慮したが、練習のやり方やエントリーシートの書き方、志望動機の選び方など・・・非常に実践的なアドバイスがあったぞ。

スクールの歴史が長くなればなるほど卒業生も多いわけで、このようにOBの方から直接アドバイスを頂ける機会も増えそうだ。

さあ、高校や大学でスポーツをやっている君。それを活かす道は選手としてだけじゃない。人々にその楽しみを伝えるという仕事でも、経験は大きく役に立つはずだ。

関西方面で声を使った仕事に関心がある方は、京都、金沢、そして名古屋でレッスンを開講しているCHKアナウンススクールへ!随時体験レッスンも受け付けている。夏休み明けでボーっとしている暇はないぞ!

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