ネマニャ・ヴィディッチ
(2013年のカイル・ウォーカーに対するタックルは最高だった?)
「すべてのタックルを覚えているわけじゃないからなあ。時々脳震盪もしていたからね。ただ、これは覚えているよ。
カイルはまっすぐにボールへ向かってきたし、僕はそうした。このようなチャレンジになった理由だね。でもアレは、どっちかが勝ったというわけでもないよ。
どちらもボールに向かっていっただけだよ。イングランドのサッカーのこういうところが好きだし、それが変わっていかないことを願うよ」
(インテルではうまく行かなかったね?その理由は?)
「インテルは多くの変化をしていた。マンチェスター・ユナイテッドがそうであったようにね。同等以上に。
僕がそこに行った時は、7~8人の選手が離れていた。重要な選手がね。ハビエル・サネッティやエステバン・カンビアッソ、ディエゴ・ミリートらだ。
僕には大きな期待がかかっていたし、頑張ろうと努力したが、最初からトラブルがあった。3バックになったんだ。
その中央でプレーしたが、そこに適応するには問題があるなと感じていた。あの役割は楽しめなかったし、長い間出場も出来なかった。適応しようとしたが、できなかった。
ロベルト・マンチーニが来て、僕たちはうまくスタートできなかった。2~3ヶ月プレーできなかったし、良い関係も持っていなかった。そのあと怪我もした。基本的には、そういうことだよ」
(プレミアリーグでもっとも難しい相手は誰だった?ジエゴ・コスタと対戦したらどうする?)
「フィジカル的にドログバは一番難しかった。最も厳しかったのはルイス・スアレス、そしてセルヒオ・アグエロだね。彼らは対戦したことのある選手の中でTOP3だ。
ジエゴ・コスタ?まあ他の選手と同じように対処するだろうね。どんな相手に対しても、自分の試合をするだけだよ」
日本食レストランに通う日々!引退したヴィディッチ、一問一答が面白い
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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