『Daily Mail』は、「元イングランド代表監督のグレン・ホドル氏は、マーカス・ラッシュフォードの将来を心配している」と報じた。
昨季大きなブレイクを果たしたマーカス・ラッシュフォード。現在大規模な賃金の引き上げが加わる新契約の締結に向けて動いていると言われている。
PSGやバルセロナなど大きなクラブが彼の引き抜きを検討しており、マンチェスター・ユナイテッドは今の安い給与を引き上げたいということだ。
その提示は、媒体によって大きな差があるが週2万~5万ポンド(およそ260~660万円)と言われており、10代としては世界でも屈指の高給取りになる。
しかしながら、現在彼はマンチェスター・ユナイテッドでレギュラーというわけではない。昨季は欠かせない存在だったが、今季はズラタン・イブラヒモヴィッチなど多くの新戦力がやってきて、その出番は限定的になっている。
評論家を務めているグレン・ホドル氏は、ラッシュフォードの状況について「ルベン・ロフタス=チークになる可能性がある」と警告した。
グレン・ホドル
「チェルシーのファンはしばしばロフタス=チークの才能を教えてくれる。そして、彼が良い選手に見えるのも事実だ。
しかし、我々は彼のことを多くは知らない。彼がデビューをしたのは18歳の頃だ。そしてそれから22試合に出場した。スタメンは10回だけだ。
それは彼を判断するには十分ではないし、もちろん選手としての発展を助けるという意味においても十分ではない」
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