レスター・シティというクラブにとって、9月27日は新たな歴史を刻んだ日となった。
ヨーロッパ中のクラブが出場を羨むUEFAチャンピオンズリーグが、初めてレスターの街にやってきたのだ!
昨シーズンのプレミアリーグを制し、今季初めてCLに出場しているレスター。
14日に行われたクルブ・ブルッヘとのグループステージ第1節を0-3と勝利していたが、この試合はアウェイゲーム。
レスターにとっては27日のポルト戦がキング・パワースタジアムで迎える初のCLであり、レスターという街にとっても記念すべき日となったのだ。
A historic night. 12-page celebration special inside today's Leicester Mercury #LCFC pic.twitter.com/6QNh3ZAwdQ
— Leicester Mercury (@Leicester_Merc) 2016年9月29日
地元紙『Leicester Mercury』は"A HISTORIC NIGHT(歴史的な夜)"と題し、12ページを割いてレスターにCLがやってきた喜びを特集した。
そしてキックオフ前にはお馴染みのCLアンセムがスタジアムに鳴り響いたのだが、やはり格別なムードであった。
The Champions League.
Here.
In Leicester.
Bloody hell. #LeiFcp pic.twitter.com/zbDDRH64rT
— James Sharpe (@TheSharpeEnd) 2016年9月27日
アンセムが流れ終わった直後に沸き起こった拍手が、サポーターたちの心情を何よりも表している。
『Leicester Mercury』はこの時のスタジアムの雰囲気について、"another level(別次元)"と表現している。
この試合ではベンチに座った岡崎慎司も、今度はピッチの上でこのメロディを聞きたいはずだ。
アンセムが流れる直前には、クラブのシンボルであるキツネをモチーフとした横断幕も。
こうした大掛かりな演出もCLならではと言えるだろう。