14日、『Sky Sports』は「ギャリー・ネヴィルとジェイミー・キャラガーは、それぞれのライバルチームのベストイレブンを選出した」と報じた。

月曜夜に予定されているリヴァプール対マンチェスター・ユナイテッドのビッグマッチ。インターナショナルマッチウィーク明け最初の試合でもあるということで、大きな注目を集めている。

それに向けて、両チームのOBでもある評論家のギャリー・ネヴィルとジェイミー・キャラガーは、古巣の相手となるクラブのベストイレブンを選出した。

ギャリー・ネヴィルが選ぶ「リヴァプールのベスト11」



GK:ペペ・レイナ

「正直に言えば、リヴァプールに好ましいGKがいたとは思わないのだが、レイナを選ぶよ」

DF:マルクス・バッベル、ステファヌ・アンショズ、サミ・ヒーピア、ジェイミー・キャラガー

「リヴァプールにはいいサイドバックがいたとは思わないね。よく覚えているのは、高さがあって狭い4バックだ。それを相手にするのは悪夢だったね。ギャップはないし、クロスを入れれば跳ね返される。互いにカバーし合う。

僕にとっては、これがリヴァプールの最高の4バックだ。彼らが偉大なサイドバックだとは思えないけどね。最善の策としてまずキャラガーを左に置いて、その後アンショズとヒーピアを入れた」

MF:スティーヴン・ジェラード、ハビエル・マスケラーノ、シャビ・アロンソ、ジョン・バーンズ

「マスケラーノとアロンソがいる中盤は、自分のキャリアの中で『こいつら本当にすごいな』と思った唯一のものだ。ジェラードは『10番』で、トーレスが前にいた。後ろにはキャラガーとヒーピアがいて、ゴールマウスはレイナが守った。

僕は思っていたよ。ここにあと1~2名の補強があれば、彼らは優勝してもおかしくないなと。

バーンズとは3~4回戦ったし、イングランド代表でも一緒だった。彼と対戦したのは1995-96あたりだったが、彼はもうキャリアの終わりに差し掛かっていた。

僕は彼の技術とスキルを見て、本当に素晴らしい選手だなと思った。彼を入れれば素晴らしい中盤の4枚になるよ」

FW:マイケル・オーウェン、フェルナンド・トーレス

「二人共稲妻のように速かった。オーウェンの若い頃は電撃的で、最初の2~3年は本当に素晴らしかった。特に左に来るとね。そこは僕のポジションで、対戦するのは厳しかった。

トーレスは、僕に言わせればワールドクラスのストライカーだ。ルイス・スアレスとは対戦したことがないしね。ただ、リヴァプール時代のトーレスは本当に世界最高クラスだったよ。

オーウェンとトーレスは似ているね。ある時彼らはスピードを失った。リヴァプールはその大きな脅威を失い、他の選手はそこに対応できるようになった。

技術的に素晴らしい選手ではなかったが、ピークにある彼らは誰も戦いたくない相手だった。彼らのスピードはディフェンダーを殺すものだったからね」

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