この夏、韓国代表FWソン・フンミンはトッテナムを退団するのではないかと報じられていた。
しかし、リオ五輪が終了しチームに合流すると、初戦のストーク戦で2ゴールの活躍。その後も継続して結果を残し、9月には月間最優秀選手賞である"Player of the Month"を獲得した。
そんなソン・フンミンに関する逸話を、英国『Telegraph』が伝えている。
Son Heung-min reveals how Ruud van Nistelrooy helped him overcome home sickness https://t.co/izp4RCy9UG
— Telegraph Football (@TeleFootball) 2016年10月17日
FCソウルのアカデミーで育ったソン・フンミンはハンブルガーSVへと渡った。
当時は弱冠10代であり、ホームシックにもなったそう。そんな時、ソン・フンミンを気にかけてくれた世界的なストライカーがいたようだ。
ソン・フンミン(トッテナム)
「16歳の時は難しかった。
ドイツに来た時、私は英語もドイツ語も話せなかった。一切ね。
しかし、私はヨーロッパでプレーしたかった。それが私の目標だったし、なんとかそれを達成した。
最初の年はとても難しかった。
なぜなら、友達を誰も知らなかったからね。誰も私に会いに来なかった。
とても孤独に感じたし、誰に対しても謙遜していた。誰もが私を助けてくれたからね。 だけど、それはとてもタフなことだった。
韓国を恋しくなることもあった。
韓国は私の母国であり、そうした場所を離れると誰もが寂しく思うものだ。
ハンブルクにいた17歳か18歳の時、ルート・ファン・ニステルローイがチームと契約し、私のことをとても助けてくれた。
彼は私の最初のトレーニングを見て話しかけてきた。私が良い選手だと言ってくれたよ。
彼は自信を与えてくた。だからそのことについて感謝したい。
我々はとても良いチームだったし、彼とともにしばらく好成績を残していたよ」