『Africanfootball』は、「リオ五輪のナイジェリア代表チームに所属していた選手たちに、日本の高須医師からの寄付が配分されたことが確認された」と報じた。
今年夏に行われたリオ五輪において銅メダルを獲得することに成功したナイジェリア代表チーム。多くのトラブルに見舞われながらの結果に各方面から賞賛が与えられた。
その一人が日本の高須克弥医師であり、彼らに総額39万ドル(およそ4187万円)という大きな額のボーナスを提供したのである。
ところが、その資金がなかなか選手やスタッフに分配されないとメディアでは大きな話題となった。先月ついにそれが始まったことがわかっていたが、IOC非公認のスタッフ側からは不公平だという声も出ていたという。
高須院長の寄付金にまたトラブル…不公平な分配と高額手数料https://t.co/t9k2z69djT
リオ五輪から数ヶ月経った今も問題は解決せず。約4070万円が寄付されましたが、関係者からは「分配金が不公平」との不満や「230万円の手数料が寄付金から引かれていた」との声も。 pic.twitter.com/LBJ3p46fqm
— Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2016年11月2日
しかし、今回ようやく選手たちにはそれが公平に受け渡ったようだ。対象者は登録されていた18名で、彼らにはそれぞれ1万4000ドル(およそ150万円)が支払われたとのこと。
また、スタンバイに入っていたタイウォ・アウォニイー、スタンリー・ディングバ、ユスフ・ムハンマド、ゴッドウォン・サヴィアワーにもそれぞれ100万ナイラ(およそ34万円)が送られたという。
ミケルに託されていた選手への分配は、大会終了から3ヶ月が経ってようやく公平な形で解決を遂げた。残った問題は非公認スタッフの不満感だけである。
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