J2からの昇格1年目でありながら、J1の年間成績で5位に入った大宮アルディージャ。
セカンドステージではやや調子を落としたものの、それでもシーズンを通して見れば安定した戦いを見せた。また、今季はルヴァンカップで準々決勝にまで残り、現在行われている天皇杯でもベスト8入り。12月24日、準決勝をかけ湘南ベルマーレと激突する。
そんな大宮は9日、天皇杯の4回戦で横浜FCを1-0で撃破。
このゲームは大宮のホームであるNACK5スタジアムで行われたのだが、ゴール裏に掲げられていた横断幕がなかなかのセンスであった。
私を吹田に連れてって!
今季の天皇杯は市立吹田サッカースタジアムが決勝の舞台であり、大宮のファンはチームを鼓舞するためこのようなメッセージを掲出したのだ。
このメッセージの元ネタは、1980年代後半に公開された映画「私をスキーに連れてって」である。作った人の世代がなんとなく透けて見えるが、なかなかのセンスである。
このように、大宮のサポーターはシンプルで短い文字をゴール裏の一番目立つ場所に出すことが多い。