2012年、プロデビュー2年目の柴崎はJリーグアウォーズで「ベストヤングプレーヤー賞」を受賞。
皆さん、おはようございます!今日は #Jリーグアウォーズ です!写真は、2012年にベストヤングプレーヤー賞を受賞した際の岳さん。今日はチーム全員で参加です!こちらでも色々ご紹介しますね!https://t.co/vttSyXqSWb #antlers pic.twitter.com/lqFHeCe92o
— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) 2016年12月19日
当時20歳の柴崎は、受賞式という場でこんなことを話している。
柴崎 岳(鹿島アントラーズ)
「僕自身、ベストヤングプレーヤー賞の投票用紙を見た時に少し違和感がありました。
他の選手も何人かはその違和感を感じたと思います。
今年のヤングプレーヤー賞、受賞するに値する選手は0人でした。
世界に目を向ければ、ミランのエル・シャーラウィ、レアル・マドリーのヴァラン、サントスのネイマール。
彼らのような活躍をしている選手がいるかといえば、そうではありません。
彼らに一歩でも近付き、日本を代表する選手になっていかなければ世界とは戦えないと思います」
表彰式という場でありながら、世界で活躍するヴァランとの比較で自身の力不足を述べていたのだ。
このスピーチは当時話題となったが、あれから4年が経過し、「クラブ世界一」をかけた一戦で両者が激突するというのは不思議な縁を感じる。
そして柴崎はヴァランの目の前で2ゴールを奪い取り、その名を世界中に知らしめた。柴崎にとっては、本当の意味で「世界」を意識したゲームになったはずだ。