ロナウジーニョ
「19歳の時、君はブラジル代表でプレーする。そして、新しいチームメイトが君について話す。ドゥンガをどのようにドリブルで置き去りにしたか。
しかし、自信を持ちすぎてはいけないよ。そう簡単には行かないからだ。これは人生において最も重要なことになる。君がそのレベルになった時、人々は多くのことを期待する。
君の道を外れずにプレーし続けることができるか?計算し始めるか?安全にプレーしようとしないか?
僕が君にできるアドバイスは一つだ。
『これは君の道だ。自由だ。音楽に耳を傾けろ。人生を生きるための唯一の道だ』と。
ブラジルでプレーすることは人生を変える。すべてが突然に起こる。開くとは思わなかったドアが開く。そして、ヨーロッパでプレーすることを考える。ロナウドがバルセロナのことを教えてくれる。
どうやったら、ファヴェーラ(ブラジルの貧民街)の木造の家で生まれた子供に、ヨーロッパでの人生を教えられるだろうか?言っても、君は理解できないだろうね。
パリを離れ、バルセロナへ行き、そしてミラノへ。すべてがとても速く進んでいく。
ヨーロッパのメディアの一部は、君のプレースタイルを理解しないだろう。彼らは、なぜ君がいつも笑っているのか、それが分からない。
なぜだろう?それは、サッカーが楽しいからだ。なぜ深刻そうにしなくてはならない?君のゴールは楽しみを広げていくよ。創造性は、計算を超えるんだ。
自由であれ。そうすれば、ブラジル代表でワールドカップに勝てる。
自由であれ。チャンピオンズリーグに、リーガに、セリエAに勝てる。
自由であれ。バロンドールも獲得できる」
ロナウジーニョ、「8歳の自分に書いた手紙」が泣ける…
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
RELATED TOPICS
毎日放送アナウンサー、ロナウジーニョを怒らせたエピソードを明かす
ロナウジーニョといえば、人懐っこいスマイルが特徴的なサッカー選手だ。誰よりも笑顔が似合い、...
2015年の9月以降、無所属となっている元ブラジル代表MFロナウジーニョ。これまで様々な移...
来日をドタキャンしたロナウジーニョ、Youtubeで謝罪…何を話した?
今月10日(土)、群馬県の前橋市で開催予定だった「ロナウジーニョドリームフェスティバル」。...
『O Jogo』は「ロナウジーニョの代理人を務めているロベルト・ジ・アシス氏は、3つの選択...