今週末にサンティアゴ・ベルナベウで開催される、レアル・マドリーとバルセロナによるクラシコ。
優勝争いの行方を占う意味で非常に重要な一戦であり、今シーズンに両チームが顔を合わせるのはこれが最後となる。
『WOWOW』の他『スポナビライブ』や『DAZN』でも放送されるということで、日本でも多くの人が観戦することになるだろう。
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— LaLiga (@LaLigaEN) 2017年4月20日
そこで今回はクラシコを盛り上げる意味でも、過去の記事をプレイバック!
2000年以降のクラシコにおいて“絶対に忘れられない”5つの名シーンを振り返ってみよう。
1. ”裏切り者”に向けられた洗礼
試合情報:2001-02 ラ・リーガ 第30節
会場:カンプ・ノウ
試合結果:バルセロナ 1 - 1 レアル・マドリー
2001年、バルセロナの中心選手であったルイス・フィーゴはレアル・マドリーへと“禁断の移籍”を果たした。すると、バルセロナのファンは怒りを露わにし、移籍後迎えた初のクラシコで大ブーイングを浴びせる。69分、コーナーキックを蹴るために近付いてきたフィーゴに様々な物が投げ込まれ、試合は13分間にわたって中断に。豚の頭部が投げ込まれたのは有名な話だ。両サポーター間のライバル意識の強さを物語るエピソードではあるが、危険な目に遭いながらも最後までボールを離さなかったフィーゴの勇敢さも称えられるべきだ。なお、この試合の翌月にはCLで再びクラシコが実現しているが、カンプ・ノウでの試合にフィーゴは出場していない(動画は「YouTubeで見る」からご覧ください)。