『Guardian』は19日、アーセナルからローマに貸し出されているポーランド代表GKヴォイツェフ・シュチェスニのインタビューを掲載した。
2015年夏、チェフの加入でポジションを失ったシュチェスニはローマへとローン移籍。さらに今季も期間を延長し、セリエAでのプレーを続けてきた。
10年を過ごしたアーセナルへの感情、そしてローマでのプレーによる成長。彼は以下のように話し、この2年間を統括した。
ヴォイツェフ・シュチェスニ
「アーセナルを離れる前のシーズンは、本当に悪いものだったよ。パフォーマンスも、怪我も、ピッチ外でのことも。本当に酷かった。
あの環境に残ることは、自分にとってネガティブなものになる可能性があった。
その代わりに、自分にやってきたチャンス(ローマへの移籍)は、僕に新しいスタートの機会を与えてくれたんだ。
新しい監督、新しい影響。新しい練習。新しいことをやる。
僕はそれが出来て本当に幸せだ。アーセナルを離れることになるという考えはとても痛いものだったけれどもね。
今思えば、これは僕に起こり得る最高の出来事であったのだろうなと思っているよ。
ローマで過ごした2年間で最も大きなものは、ゴールキーパーとして成長したという事実だよ。レベルを上げてくれた。サッカーの戦術的な側面について、さらなる知識を得ることが出来た。
若い頃のように頭に血が上ることはない。それを感じなくなったわけではないけど、戦術的なことをより意識しているよ」