2位 吉田麻也(サウサンプトン)

セインツCBのサードオプションという状況が2016-17シーズンの前半戦まで続き、名古屋に復帰する噂もあった。

プレミアリーグでポルトガル人ジョゼ・フォンテとオランダ人ファン・ダイクがスタメンに定着し、吉田はずっとベンチを温めていた。しかし、リーグカップとヨーロッパリーグでは常に先発でプレーし、リーグカップではアーセナルやリヴァプールなどを倒し、無失点で決勝へ。最後はマンチェスター・ユナイテッドに敗れてしまったが、吉田は大会のベストイレブンに選ばれた。

そうした活躍は、吉田の状況を一変させる。1月にフォンテがウェストハムに移籍し、ファン・ダイクが負傷した影響で、ようやくスタメンに復活、チームの守備の大黒柱という存在になった。4月には日本人として初のプレミアリーグ100試合出場を果たした。

全てのカテゴリーで、吉田がピッチにいる42試合で37失点。サポーターから4月のクラブ月間最優秀選手に選ばれ、地元紙デイリー・エコーの年間最優秀選手投票ではスペイン人オリオール・ロメウに次いで2位となった。

リーグ 23出場 23先発 1得点
リーグ杯 6出場 6先発
FA杯 2出場 2先発 1得点
EL 6出場 6先発
通算 37出場 37先発 2得点

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