1位 久保裕也(ヤングボーイズ / ゲント)
シーズンは劇的な形で始まった。リオ五輪代表に招集されたものの、ブラジル出発直前にチームメイトのFWが怪我をし、クラブが久保のオリンピック出場を拒否したのだ。
悔しい思いをしたが、欧州CLの予選、シャフタール・ドネツク戦2ndレグで2得点を奪い、PK戦も決め、チームの進出に大きく貢献。グループステージまでは進めなかったが、個人的には追い風が止まらなかった。前半戦で12得点を記録し、日本代表で本田圭佑をベンチに追いやった。
1月、ゲントに加入した際の移籍金は、クラブ史上最高額となる350万ユーロ(およそ4.5億円)だった。デビュー戦でリーグ1位の相手に直接FKでゴールをゲット。シーズン終わりまで一貫性してネットを揺らした。相手4人を突破し、スーパーゴールも決めた。
足りなかったのはリーグ優勝とCLの出場権だけ。ゲントはリーグ4位で、2017-18のヨーロッパリーグ予選への出場が決定した。
ヤングボーイズ
リーグ 14出場 10先発 5得点 1アシスト
カップ 3出場 2先発 5得点
CL予選 4出場 2先発 2得点
EL 4出場 4先発
ゲント
リーグ(レギュラーシーズン) 7出場 7先発 5得点
リーグ(プレーオフ) 10出場 10先発 6得点 1アシスト
通算 42出場 35先発 23得点 2アシスト