独自案

アレクシスが去る可能性が高いからといって、ヴェンゲル監督が3バックを諦めなければいけないわけではない。

シュコドラン・ムスタフィとローラン・コシェルニのコンビが理想的であるが、(3バックにした場合)ガブリエウ・パウリスタとペア・メルテザッカーの弱点をカバーできる質の高い守備システムになる。3バックに加えるロブ・ホールディングは成長するにつれて、多くのカバーとセキュリティを提供できるだろう。

そして、攻撃では、ベジェリンかチェンバレンが右ウィングバックとして脅威になる。守備の負担を軽減することで、2人の最大の特徴である攻撃面が生かされる。

中盤ではグラニット・ジャカとアーロン・ラムジーが自分たちのゲームをやるための、より大きなスペースを見出すことができる。

左には新加入のセアド・コラシナツ。彼には確かな攻撃的なスキルがあるが、よりアタッキングマインドの強いチームメイトたち(右WBなど)を見ながら守備のバランスをとることができる。

だが、アタッカー陣をみた場合、アレクシス・サンチェスのスキルなしでは、2人のインサイドフォワード+1トップは生きない。だが、それはさほど重大ではない。

2+1から1+2に反転させ、2人のFWの後ろにエジルを置くのだ。

ラカゼットを組み込むことで、ジルーは『9番』として本質的なオフザボールの仕事ができるようになる。ボールを収め、それをラカゼットらに落とすのだ。髭を蓄えた2人(ジルーとラカゼット)のコンビは相手を攻めたて、裏に走り、ゴールラッシュを見せることになるだろう。

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